孫の運動会
10月10日は孫の保育園の運動会でした。
でも、ゆめちゃんは見に行くことができませんでした。
コロナのせいではありません。
孫の保育園では、コロナになる前の年から
運動会も発表会も見学できるのは2人までと決められたのです。
つまり父母だけ。祖父母は参加できません。
一昨年の運動会はまだ2歳だった孫が、
保護者と一緒に出るプログラムに
「おばあちゃんとがいい」と言ってくれて、
若いお父さんやお母さんに混じってゆめちゃん頑張りました。
ホントいい思い出です。
でも、直に見ることができなくても、
娘がすぐに動画を送ってくれますから
頑張っている姿は見られるのです。
便利で素敵な時代になりましたね。
と、こんな話は孫のいない方にとっては面白くないですよね。
ごめんなさい。
私は『孫が欲しくてたまらない』という方をたくさん見てきました。
孫が欲しい
孫だけがない
Oさんもそんな一人。
大きな家も財産も、素敵な旦那様も優秀なお子さんも
すべてを持っているのに孫だけがいない…
Oさんはずっと専業主婦だったので、
家事も育児も完璧にこなし、教育にも熱心でした。
二人のお嬢さんは有名大学を出て大企業に勤め、
すべてはOさんの望み通りにいっているかに見えました。
長女が35歳になった頃、Oさんは、恋愛には無関心で仕事一筋な娘たちのことが少し心配になり始めました。
それでも次女はまだ29歳だし、きっとそのうち誰かと結婚して可愛い孫を連れて来てくれるに違いないと心の底から信じていました。
そして長女は40歳、次女はもうすぐ34歳になると、Oさんの焦りはピークに達しました。
お母さんはあなたたちに結婚してほしいわけじゃないの。
せめて子供だけ作りなさい。お母さんが育てるから！
お父さんとお母さんとあなたたちと孫だけで、ずっと仲良く暮らせばいいじゃない。
と、娘たちに命令のような口調で、時には哀願するかのようにしつこく言い始めたのです。
お孫さんにはお父さんが必要では？
そんなの必要ないわ。私と夫がいるから。
娘には1度結婚してさっさと離婚して孫を連れて戻ってきてほしいのよ。
娘たちは仕事が生きがいだから、結婚なんかしたら家事の負担が増えてかわいそうでしょう。
それに、他人が家族に加わるなんて嫌じゃない。だから婿は要らないの。
Hさんは憂鬱でした
仲良しグループでは、Hさんを除くメンバー全員に孫ができました。
集まれば孫の写真や動画を見せ合ったりして、孫の話で盛り上がります。
はじめの頃はHさんも「可愛いね～」と積極的に参加していました。
「うらやましいなあ」と言うと、
「Hさんところもすぐにできるわよ」
と慰めてくれていました。
でも、最近はHさんに気を遣って孫の話を控えるようになってきたのです。
誰かがうっかり「孫がね～」と話し出すと、みんなが目で合図をして止めるのです。
孫なんかいらない
孫に会いたい
Nさんには小学1年生の孫がいます。
車で30分くらいの所に住んでいるのですが、
孫と会えるのはお正月だけです。
孫はお嫁さんの実家から５０mくらいのところに住んでいて、
ほぼ毎日お嫁さんの実家で過ごしています。
共働きの息子夫婦に変わって、お嫁さんのご両親がずっと面倒をみているのです。
小さい頃は保育園にも入れていませんでしたし、今も夕飯、お風呂、宿題も全部。
本当はNさんも手助けしたいのです。
孫の世話をする時間はたっぷりあります。
会いに行きたくても、お嫁さんやお嫁さんの実家に遠慮して行きにくいのです。
正月になると息子夫婦は孫を連れて新年の挨拶にやってきます。
ご馳走を用意して待っていても、孫がジュースを飲むだけで、
1時間ほどですぐに帰ってしまいます。
孫もどこかよそよそしく、お年玉をあげても
「ありがとうございます」なんて他人行儀にお礼を言うのです。
なまじ孫なんていないほうがいいね。
いるからよけい寂しさを感じてしまう。
孫なんていらないわ。
孫を連れてこないで
預金額が1億を超えるEさん。とても質素に暮らしています。
60歳を超えてもエレベーターのないマンションの5階に住んでいます。
最近、夫婦二人とも足腰を痛めて5階までの階段の昇降はとても辛いのです。
でも、住み替えは考えていません。お金がかかるから。
Eさんのご主人は中小企業の役員で、今も高額の報酬を得ています。
でも、Eさんはマンションの前にバス停があっても、バスは利用しません。
夏の暑い日も駅までの道を30分かけて歩きます。
Eさんの2歳になる孫は、歩いて10分ほどの所に住んでいます。
可愛い盛りですが、息子夫婦には「あまり連れてこないで」
と言っているそうです。
どうしてですか？
だって、孫が来るといろいろお金がかかるでしょう。
確かに孫にはお金がかかりますね。
ゆめちゃんも孫にはたくさんお金を使います。
でも、可愛いからいいんです。
やってあげられることの幸せ…
喜ぶ顔を見たいがための自己満足です。
もうクリスマスプレゼントも決めています。
小学4年生の孫にはこれ！
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歴史人物データカードがなんと120枚も付いてくる！
それも魅力ですね。
本が大好きなのできっと喜んでくれるはず！
って漫画だけど。漫画もとってもためになるんですよ。
最後に
やっぱり孫はかわいいというのが本音ですが、
実は、ゆめちゃんの娘も仕事に夢中だったので結婚は遅いほうでした。
この子は結婚しないのかな。1回くらいは経験してみればいいと思うけど、
この子の人生なのだから何も言わないようにしよう。
孫も可愛いに決まってるからこの腕に抱っこしてみたいけれど、
宝物が増えると、その分心配が増えるしね。どっちでもいいわ。
すべては天にお任せ！
と思っていました。
ゆめちゃんは、何事にも執着せずに
いてもいなくてもどちらでも私は幸せ
と思えることが大切だと思うのです。
そして、どうしても寂しいと思う人は
もし動物が嫌いでなかったらワンちゃんか猫ちゃんを
家族として迎えることをお勧めします。
可愛くてたまらないですよ。
「一緒にするな！」と怒られそうですが、
実際ゆめちゃんは愛犬が可愛くて仕方なかったです。
最近ゆめちゃんが気になって仕方ないのは『カワウソ』です。
甘えたりヤキモチを妬いたり、
カワウソってこんなに可愛い動物だったんですね。
世の中には子供がいない、子供はいるけれど結婚しない、
子供夫婦の考えで孫は作らない、自身が結婚したことがない
などいろいろな人がいますよね。
どんな状況でも、『今ここ』に幸せを求めていくことが
ゆめちゃんは大事だと思うのです。
みなさんはいかがですか？
最後までお読みいただきありがとうございました。
本当に嬉しいです！